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複十字シール運動

複十字シール運動は、結核予防を目的として始まり、約80カ国で行われています。募金をしていただいた方に複十字シールを差し上げ、それを使うことで結核と胸の病気をなくすための活動の一翼を担っていただくというものです。
日本では1952年に始まり、以後毎年新しいデザインが生まれています。

日本で最初に作られた複十字シール(昭和27年)

複十字シール運動の始まり

この運動は、結核がヨーロッパ中に猛威をふるっていた20世紀初頭、一人のデンマーク人の知恵から始まりました。首都コペンハーゲンの郵便局員であるアイナール・ホルベルは、山積みした郵便物を見て「この郵便物に誰でも買える値段のシールを貼ってもらったら、その収益金で不幸な子供たちの結核療養所が作れるのではないか」と思いつき、この着想は国民的な支持を得て1904年に実現しました。

複十字シール運動 ポスター
複十字シール運動 リーフレット

シールのデザイン

毎年違うデザインで、大型シート(シール24面)、小型シート(6面)の2種があります。デザインは、一般公募の時期を経て、2002(平成14)年度から画家の安野光雅さん、2022(令和4)からはイラストレーターのあさいとおるさんにお願しています。

2024年度デザインのストーリー

日本には花鳥風月という美しい風景を表す言葉があります。

「自然との調和」をテーマに生命(いのち)を持つものたちが共に生きる姿をシールにしました。 これからもずっと守っていきたい日本の美しい自然が描かれています。

2024年大型シール(24面)1,000円から

2024年小型シール(6枚綴り)100円から

街頭キャンペーンなどでは、キャラクターシールをお配りしています。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

益金について

益金は結核をはじめとした、呼吸器疾患の教育広報・調査研究・国際協力事業などに活用されます。当センター(支部)におきましても、街頭啓発活動をはじめポスターの配布など、さまざまな予防事業を展開しています。

令和5年度全国募金総額1億7千777万円
令和5年度石川県支部募金総額77万円

皆様方のご厚志は、下記のとおりに活用させていただきました。

募金金額の活用内訳
・ 調査、研究、国際協力として
・ 啓発活動(街頭啓発活動)
・ 事務経費

募金使途内訳(結核予防会本部)
街頭啓発活動

募金のお願い

当センター(支部)では、一口1,000円の募金協力者を募集しています。
下記へご連絡いただきますとシール24面と振込用紙をご送付させていただきます。

結核と胸の病気をなくすための活動にむけた、あたたかいご支援・ご協力をお待ちしております。

公益財団法人 石川県成人病予防センター
〒920-8201 金沢市鞍月東二丁目6番地
TEL:076-237-6262
FAX:076-238-9207
E-mail:smile@kenshin-ishikawa.or.jp